サンネンモとは(Potamogeton biwaensis Miki)ヒルムシロ科 ヒルムシロ属
ネジレモと同じ琵琶湖・淀川水系の固有種の多年草の沈水植物です
個体数がかなり少なく、南湖オカッパリバザーでは殆ど見る機会は無いウィードです
主に北湖エリアの4m以上のディープエリアで生息している個体で、南湖でも一部の水深のあるエリアに少しだけ生息しているくらいらしいです
葉に柄は無く、線形状で波打った形状をしています
特徴的な部分としては、葉の先端が鋭頭【えいとう】(先のとがった形状)で縁に細鋸歯【さいきょし】(ほぼ肉眼で確認できないギザギザ)があります
地下に伸びる根が白く円形ですが、茎部分は扁平状【へんぺいじょう】(ひらべったい)になっているそうで
枯れる前から徐々に茎が白みを帯びながら枯れていくそうです
あとは葉鞘【ようしょう】(茎を抱き込むように葉が伸びている)のが特徴のようですが・・・
まぁオオササエビモとの見分けは、一般人ではつかないでしょうねェW
ヘッポコ管理人には無理です・・・見極めたいとも思ってはいませんが(゚ー゚;A
他にも似たウィードとしては ヒロハノセンニンモ・ヒロハノエビモ・エビモ・ヤナギモ あたりになります
滋賀県版レッドリストの絶滅危機増大種に指定されているウィードです
サンネンモもネジレモもかなり減少が進んでいて、このままで行くと数年後にはほとんど見られなくなるかもしれません
北湖の4m以上のディープエリアでの釣りをする人だとそれなりに恩恵があるのかもしれませんが・・・
それ以外の方には無縁のサンネンモ・・・オオササエビモのほうがよく見かける個体であると言う事は間違いないですが
折角の琵琶湖固有種なので紹介だけφ(..;)
ちなみに管理人は見たことは無いと思いますが、まぁ見てても気付かないと思いますW( ̄ー ̄;
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