エビモとは(Potamogeton crispus)ヒルムシロ科 ヒルムシロ属
バスの潜むストラクチャーとしても人気のあるエビモですが、ササバモと間違い覚えている人も多いウィードです
まぁ私も正確に見極められていたかと言うとかなり怪しい部類です( ̄ー ̄;
正直どっちでも釣れるので( ̄▽ ̄;A まぁいいかぁと言う感じでしたW
それでも折角勉強しているので、今回を機に見分けられるようになろうと思いますが・・・
特徴としては根が円形なのに対して、茎は楕円形で中央に窪みがあり、少し赤みを帯びています
葉は先端が少しだけ尖った丸い形状?と言うのでしょうか、全体に小さい鋸歯【きょし】(のこぎり状)を持ち、大きく波打った形状です
※冬季は波状がほぼ無くなります
葉にある葉脈(いわゆる芯)も少し赤みがかっている場合が多いそうです
そして、このエビモ・・・近似種がかなり厄介で・・・(lll-ω-) センニンモ・サンネンモ・ ヒロハセンニンモ・ヤナギモ・ ヒロハノエビモに見た目の似たササバモまで・・・
もうヒロハノエビモとかは茎に葉が半周以上抱いた形かどうか位でしか見分けられませんWWW( ̄ー ̄; ムリヤ・・・
交配しての雑種などもあるそうなので、そこまで行くともう何が何なのか・・・
それでも、このエビモと言うウィードは確実に見極められる方がいいのです!
何故か!(☆-☆)
そう何故!? エビモと言われるこのウィードはこれ程バス釣りにおいて愛されているウィードなのかと言うと
それはウィードの中でも珍しく越冬しながらも成長すると言う珍しい品種だからと言う理由もあるのではと考えています
その成長サイクルは少し変わっていて、夏になると殖芽【しょくが】(赤黒い養分の詰まった芽)を残して灼熱時は枯れて休眠し
涼しくなる秋に発芽した殖芽が翌年の夏の初めまで成長していくと言う驚きのサイクルです
いわゆる通常秋に実をつけて冬前に種を落とし、越冬したのちに春に芽吹くと言う本来のサイクルを逸脱した存在です
その為、冬の住処としてベイトも多く寄り添い居つくのだと思います
ただ、冬に夏のようにガッツリと生えると言う事では無く、葉を小型化して緑色のまま越冬するそうですが、その波打った形状が緩くなるそうです
真冬でも周りツルツルの状態でも、エビモエリアにはウィードと言うストラクチャーが存在する
エビモを見つけたらもう晩秋~初春の難しいシーズンにも間違いなく生命が居つく場所と言う事になります
ちなみに近似種も沢山いてわかりにくいエビモですが、このサイクルはエビモだけの特徴になります
他の近似種で見た目はほとんど同じ物たちは秋には枯れるのです・・・∑(ΦдΦlll
その為確実に見極められなくてはいけないのです(T∇T)
特徴としては止水域・流水域でも生育が可能で、流水域の物は夏にも枯れないで、見た目が小さくなりながらも成長し続けるそうです
そして強みは多少水質が悪くても育つ強さを持っています
夏眠と言う変わったサイクルで、発芽が9月中旬以降から始まるそうなので、9月の頭にガッツリ元気なエビモっぽい物を見かけることはないそうです
それは、エビモとは違うヒロハノエビモかオオササエビモあたりだと思います
エビモとは全く違う存在で秋には枯れます(TДT|||)ヤヤコシイ・・・
エビモパッチを見つけたら、テキサスを打ち込み、かけては外すの繰り返しが私の基本スタイルです
真冬などに見つけるとそれなりにテンションのあがるウィードでしょうねぇ(〃▽〃)
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