オオササエビモとは(Potamogeton anguillanus Koidz.)ヒルムシロ科 ヒルムシロ属
多年草の沈水植物です
ササバモとヒロハノエビモの雑種が起源とされる通り、どちらにも似ているのでさらに見分けが困難な個体になっています( ̄ー ̄;
特徴としては葉鞘【ようしょう】(葉が茎を半周以上抱く形状)になっていて
葉はねじれながら細かく波打つ形状になっています
葉の先端が少し鋭頭になっているのが特徴ですが、ササバモ程は尖っていないそうです彡(-ω-;)彡ビミョウ
葉は互生してしてつき、花のつく茎の下では葉が対生に生えています←ここが重要Wヽ|・ω・|ゞササバモトチガウ!
サンネンモにも似ていますが、サンネンモのように茎の節間は詰まって葉が出ることはないそうです
これはどのウィードもそうですが深い場所に生育するものほど長く伸びる傾向になり
そして浅い場所ではそれほど長くは伸びません
琵琶湖ではシャロー寄りに生えている場合が多いそうで
砂泥から粗めの砂あたりを好んで生えていることが多い個体のようですφ(..;)
何故雑種であるオオササエビモを紹介したかと言うと
親であるササバモよりも琵琶湖ではオオササエビモのほうが生育範囲が広く、こちらを見る機会のほうが断然多いからです(☆-☆)
琵琶湖のほぼ全域で確認されている個体なのでおかっぱりバザーの目にもよく見られる個体になると思います
1mを超える個体もあるそうですが、基本的にはあまり長くなれない個体なので
水深1mまであたりが一番適した深さなのだと言う感じです
単独で群れてオオササエビモだらけということは少なく、他のウィードとの混生が多いそうです( ̄ー ̄;
島根の宍道湖では大発生が問題になっている個体で、水が無くなっても陸上でも生育できるしぶとさを持った個体です
こちらの個体もエビモと間違われている確率の多い個体なので注意が必要です
このウィードも見つけてエビモのパッチやなぁっと意味深顔で言わないようにしましょう(lll-ω-) ←以前の私
オオササエビモも茎は丸い形状なので、茎が楕円形で中央に窪みがあるエビモとの見分けはそこで確認できます
まぁオオササエビモとササバモを間違えても問題無いと思うので、こちらはササバモ一括りでも良いと思いますW
ササバモの生えているエリアは、ボトムの水通しもよくバスの隠れ家としても最適な場所といわれているので、こちらのオオササエビモも形態は似ていますのでいいウィードには違いありません(☆-☆)
オオササエビモの攻め方もササバモに書いてあるものと同じという感じです(*-∀-)ノ゙
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