ヒロハノエビモとは(Potamogeton perfoliatus L.)ヒルムシロ科 ヒルムシロ属
多年草の沈水植物です
葉が半透明で柄は無く細長い卵形をしていますので、そこで確認するのが早そうです
あと特徴的なのは葉鞘【ようしょう】(葉が茎を半周以上抱く形状)部分と
葉の先端が緩やかな凸形状と言う感じです
葉が波状になって反り上がる形を主に取ります
細長い卵形状の葉は他の種類にはあまり見られないのでそこでの判断が一番良さそうです
花をつける茎の下葉のみ対生に生えて、それ以外の葉は茎と葉が交互に生えています
基本はシャローエリアに生息していることが主で、水面まで茎を長く伸ばし水面で花を咲かせますが
水深のあるエリアでの生育もできるそうです
花をつける茎はぐんぐん水面に伸びるそうですが、花が咲かない無花茎部分はそこまで長く成長しないそうです
汽水域【きすいいき】(海水と淡水が混じりあっている水域)でも生育が可能な強さを持つ反面
渇水時には陸での生育が出来ずに枯れてしまうそうで、生育は水中だけという事らしいです
エビモとよく似ていますが、エビモとは似て非なるものです(TДT|||)
エビモの茎が楕円形で中央に窪みがあるのに対し、ヒロハノエビモは円形の茎なので見分けることが可能です(*-∀-)ノ゙
まぁエビモの生息域はかなり少なく、普通は見つけられないと思いますW
このヒロハノエビモは琵琶湖での生育区域が多く、クロモやセンニンモの半分ぐらいの生息区域を持っています
エビモに関してはクロモやセンニンモの100分の1位の生育区域しかありません
エビモは、おかっぱりで見つけたら本当に幸運と言うレベルのウィードです
大半のアングラー(私も含め)ササバモ・ヒロハノエビモ・オオササエビモあたりをエビモと言って勘違いしているのが現状だと思います彡(-ω-;)彡
この事はまた後日の記事で別に書きますがφ(..;)
まぁだからこのウィードがダメと言う事は無く、ハイシーズンに見かけるにはかなり良いウィードの部類なので
群生している場合はボトムの状態はかなり良く、狙い目であることには変わりありません
ヒロハノエビモはまだ見分けやすい部類なので覚えておいた方がいいと思います
管理人は老兵の為記憶力に自信がないので、自分で描いたこの記事を見ながら判別する事にします( ̄ー ̄;オボエラレン!!
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