冬の琵琶湖バス釣りポイント ブラックバス釣り


冬はバスの活性が低くなり、気温的にも釣行が厳しくなるシーズンなので、あまり数釣りには向かないシーズンになります。

そして気温が氷点下の時間帯などでは、ガイドが凍ってキャストもできないような状態になることもあります。それでも琵琶湖は大きな湖で深さもあるので、池や川と違って意外と水温もそれなりにあります。そこにチャンスがあります。

冬のバス釣り 琵琶湖

外気がマイナスでも、深い所では10度近い水温がある所もあり、意外とバスも動いているところもあります。琵琶湖は年間を通して5度前後までしか水温は下がりません。冬場でも暖かい日を狙えば数釣りは可能になります。

ただ、それでも低くはなっているのでどうしても、バスもいつものポイントではなく、越冬ポイントに移動していきます。

越冬ポイントとは漁港や水深のある場所、湧水や温排水が出ている場所が代表的です。

まず漁港は水の流れがあまりなく、風も当たらない部分が多く水温の急激な変化もないので小バス~中型等比較的体力のないバスが群れを成して1箇所に集まります。

琵琶湖の代表的な場所としては旧彦根港雄琴港などが有名です。旧彦根港などは冬場は琵琶湖でバザーが一番集まっている場所になっているくらいで、本当に多くて数m間隔で釣り人が立っています。雄琴港は昔は温泉街の温排水が有名でしたが今では殆ど無くなってきているそうです。

次に水深のある場所ですが、これはおかっぱりでは少し難しく、北湖の水深が10m以上ある水温の安定した地区です。基本的にはボート主体の釣りになりますが、サイズは50UPが当たり前で体力のあるものが多いです。でも何カ所か遠投で届く場所もあります。あと漁港のミオ筋なども一応深場にはなりますのでそういった場所もポイントになります。

そして湧水ですが琵琶湖には山間からの水が湧水として流れ出ている地区もあります。湧水は地熱が影響して年間を通じて15度前後の水温の水が湧き上がる地区になっています。有名なところとしては針江地区や大谷川河口などがあります。湧水ポイントでは冬でも良質のウィードや子魚が活発に泳いでいて、バスの活性も高くサイズは中型~大型までが主流になっています。。

そして温排水地区ですが、琵琶湖には数か所あって、商業での排水や水質浄化施設の排水などで水温が15度以上の排水地区があります。有名なところではにおの浜の総門口川や先程も言った雄琴港旧彦根港などがあります。基本的には漁港と同じく小バスが主体になりますが、中型も入ってくるのでお勧めです。

ただ、冬のバス釣りは皆同じ考えで釣り場を移動しているので、ポイントは限られているのに人が集中するため、ポイントを確保するだけでも大変ですが・・・特に冬の旧彦根港等は一番のにぎわいを見せる特殊なポイントです。どうしても冬にバス釣りがしたい、冬に数釣りもして、それなりのサイズも釣りたいと思われる方は旧彦根港が間違いなく一番お勧めの場所になります。真冬の雪の降る中でも数釣りができ、夜にも釣れて、1月2月にも60アップが上がる特殊な場所です。先日2月頭にも60アップがあがっていました・・・

ビックサイズは沖の深みを小バスは足元をが主体になります。

数釣りをするなら足元になりますが・・・

小バスの場合は特にラインは細く4Lbまで、ワームは小さく3インチまでか小バス数釣りの基本で、アクション⇒停止5~10秒を繰り返すかなり静かな釣りになります。

本湖でビックサイズを狙う場合は遠投できる竿でバイブレーションやヘビキャロを最低でも60m以上は飛ばしてのリアクションバイトを狙う釣りがお勧めです。

そして最後に冬の装備はしっかりと、防寒フードやネックウォーマー、フィッシンググローブに、上下インナーを沢山着込んで、一番外側は風を通さないナイロン系の上下を着用し、カイロを体中に貼って釣行をしてください。

イメージとしてはスキーやスノーボードに行く恰好よりも、さらに暖かくする事です!スキーやスノーボードと違って動かないのでかなり寒いです。

これは着すぎだろうと言う位が最適です。着すぎな場合は脱げば済みますが、寒い場合は追加できませんので・・・ポイントとしては足元と首回りを重点的に暖かい装備がお勧めです。

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