以前に『PEラインでリーダーを結ぶ意味』と言う記事を書いていましたが
では、スタックしたさいに安全に使えるPE&リーダーの組み合わせがいまいちわからない・・・
どこまでが良くてどこからが駄目なのか?
PE1号買ったけどリーダーって何ポンド使えばええんだろうか?
組み合わせに悩んでいる方とても多いと思います
そこで今回は使用するPEラインに合わせた比較的安全な組み合わせ
ある程度のボーダーラインをしっかりと明記してみようとおもいます
なぜこのPEにこの太さのリーダーなのか?
と言うところも解説して行きます(=゚ω゚)ノ
まず、わかりやすい所で
PEラインにも4本8本12本と、編み込んである本数に違いがありますが
ここで重要になるのが
何本で編んであって
何ポンドの強さがあるのか
を理解しないといけません
4本編みの1号のPEラインがだいたい18Lb(ポンド)だとします
するとこれは1本あたりの強度は4.5Lb(18Lb÷4)と言う単純計算になります
では8本編みの1号のPEラインがだいたい20Lb(ポンド)とすると
1本当たりの強度は2.5Lb(20Lb÷8)と単純計算だとこうなります
図にするとこんな感じですが、では4本組は18Lbの強度で16Lbまでが安全?で、8本組は20Lbの強度で18Lbまでが安全?と書きたいところですが・・・
その数値だけを見るのではなく、ここでは出来たら安全なマージンを取っておくことが大事だと考えています
ボートでストラクチャーも何もないところで使用するPEラインであれば、そのままの数値でも問題はないかと思いますが
おかっぱりでのバス釣りでの使用の場合は、どうしてもラインが擦れてしまう場合が頻発します
少し使用していると、ラインのどこかに毛羽だったような場所ができていたり、ラインに傷がついている箇所ができたりします
キャストの度にラインをチェックできないので、どうしても見逃してしまうダメージが巻いている糸のどこかに出来ていることがあります
この毛羽だった場所もラインが濡れていると毛羽立たず見逃しやすい、ナイトゲームではまず気が付かない
なので、最初からダメージ分を計算のうちに入れておきます
本来であれば使用する糸の特性ごとに編み込みでの強度をプラスして特殊な編み込みでの強度計算をしないといけませんが、メーカーごとにその数値を出すのは難しいので単純計算となります( ̄- ̄;)ゴメンナサイ
安全マージンとしてはもし1か所ダメージを受けていても、安全マージンでリーダー部分が切れるようにセッティングする
これをしておくだけで、高切れの問題をかなり無くすことができます
PEラインより弱いリーダー使ってるのに、なぜかPEラインが高切れしてしまった・・・と言う方は大抵この安全マージンを取っておらず、ダメージのあるラインで使い続け切れてしまうっと言う場合が多いと思います
PEラインはそもそも擦れに本当に弱い特性を持っています
その為、少しどこかに擦っただけで編んであるPEの一部が切れたりと言うことがすぐに起こります
おかっぱりで遠投して使われる方は必ず安全マージンを!
安全マージンを考えた際に使えるリーダーの太さが
こう言った感じになりますが、メーカーにより強度が変わりますので、強度を確認してからご覧ください
あと、逆に何Lb(ポンド)のリーダー使いたいんだけど、何号のPEラインが良いんだろう?という、逆計算も掲載しておきます
今回のボーダーラインは研究して計算して完璧な計算とは言えませんがざっくりとしたリーダーの安全ラインにはなると思います
状況によりそれでも切れてしまう場合もあり、その場の状況によっても変わりますのであくまでも参考値としてご覧ください<(_ _*)>
出来る限り水の中に危険なPEラインを残さないセッティングを心がけるようにお願いします<(_ _*)>
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