私はリーダーとの結束には2種類使い分けをしていますが、基本的に釣り場で出来る限り簡単にセッティングできる物を使用するようにしています。
今回紹介するノットはノーネームノットです。ノーネームノットの特徴としては、用具が無くても比較的簡単に尚且つ小さいのでガイドにも影響しにくく、ガイドの抜けもかなりいいノットです。
人により結束強度は変わりますが、80%前後の結束強度があると言われています。
あとはフィッシャーマンズノット改良も少し結び目は大きくなってしまいますが、釣り場で比較的簡単に出来て結束強度がそれなりに強いので、この2つを使い分けしています。
ノーネームノットは人により様々細かく違いがありますが、ここでは管理人であるBASSYANが、これが一番やり易いような・・・と言う物を紹介します。
少し写真枚数多めなので( ̄▽ ̄;A 少しわかりにくい部分もあるかもしれませんが・・・バス釣りでPEラインを使うのであれば間違いない結束方法なので覚えておくほうが良いです。折角強いPEラインを使っているのに結束強度の弱い結び方とか勿体なさすぎます。(笑)
ノーネームノットの結び方
まず最初にリーダーのラインを写真のように準備します。20cmにしていますが、最初の内はこの部分が長いほうが後で締めやすいです。そしてリーダーですが、結び終わってから、必要な長さでカットしますのでこの時はまだ糸を出しているだけの状態です。結び終わったら必要な長さでカットするようにしてください。
そして作った輪を一回ひねって、写真のような状態にします。
出来あがった輪の中に先端をくぐらせて
先端を引き抜くと、写真のような8ノットが出来上がります。
出来上がったエイトノットにPEラインを通していきます。通す場所はリーダーのライン先端がが出ているほうに通します。
そして反対の輪も通して
そのまま引き出していきます。30cm位あったほうが後で締める際に締めやすいです。慣れてきたら長さは自分のやり易い長さにしてください。
そしてリーダーのラインに巻きつけていくのですが、この時はリーダーのラインをある程度張った状態で作業するとやり易いので、足などでリーダーの本体を挟んでリーダーを張りながら作業してください。わかりやすいように太い組紐なのでなかなか綺麗に巻けないので、イラストを参照してください( ̄▽ ̄;A
巻きつける際にすでに締めながら作業する方法もありますが、私は最後に締めるのが好きです。8回巻いた後にハーフヒッチで仮止めする方もいますが、管理人は面倒なのでそのまま折り返します(笑)それでも抜けることはありませんのでご安心を!
そして今度は8回巻きつけてきたところを、8回巻き戻っていきます。
8回戻ってきたら、また同じ位置を通りながら戻っていきます。
これで準備は完了!
まずはリーダーから締めていきますが、締める前には必ず口でくわえて湿らせてください!湿らせたらリーダー部分を締めていきます。
メインリーダーとPEラインを締めていきます。この時8回グルグル巻いたところが移動しにくい際は、軽く押しながら締めてやると綺麗に閉まります。
続いてリーダーのラインの後始末をしていきます。まずはハーフヒッチでPEとリーダーを固定していきます。
ハーフヒッチ2回でしっかりと包み込みます。本来なら交互にしたほうが良いのですが、面倒なので( ̄▽ ̄;A
ハーフヒッチ2回でしっかり締めたら、リーダーギリギリをカットします。
そして3回目のハーフヒッチ
4回目のハーフヒッチでリーダーのカットした先端を隠してしまいます。
これで完成しっかり締めこんだら。
最後に余ったPEをギリギリでカットします。このノーネームノットの結び方で、バス釣りで結び目がすっぽ抜けると言う事はまず起こらないと思います。起こる場合は結び方が悪いとしか( ̄▽ ̄;A 慣れると本当に時間がかからなくなるので何度か練習すると直ぐに慣れます。キャスト時のすり抜けは感動ものです(笑)
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