リサイクルワームを作る際は、型を合わせて流し込む両面デザインの形状と
片面だけのデザインで作る片面デザインの形状とに分かれます
どちらにも一長一短があります
両面デザイン形状の場合は、左右対称の完璧なデザインができますが、その分流し込む際に失敗しやすい傾向があります
片面デザイン形状は、そのまま流し込むだけなので失敗はしにくいですが、左右対称は作れず、ちょっと野暮ったいワームになります
両面デザイン形状を使用した際の失敗例としては、泡が入りやすく、入ってしまうと浮力のある、所謂浮いてしまうワームとなってしまいます
まぁそれはそれで、テキサスなどにして使うと面白いと思いますが( ̄▽ ̄;A
それと両面デザイン形状は、樹脂を流し込む入口を製作することになるので、どうしても注ぎ込む場所の部分はその形になってしまいます
あと両面デザイン形状はあまり造型が細かいと、樹脂が入って行っていないことが多く再現できない失敗が増えます
どちらかと言うと単純な片面デザイン形状のほうが作りやすいです
両面デザイン形状の流し込む入口部分は私の作った感じでは、8mm前後の穴が必要になる感じでした
あまり細いストレートワームなどは、両面デザイン形状では途中で樹脂が詰まり、再現しにくいので、ストレートワームの際は片面デザイン形状にしておくほうが無難です
そして当たり前ですが流し込むデザインの場合は逆向きの部分があると樹脂は入っていきませんので、デザインの際にそういった部分を作らないようにします
厚みのあるワームを作る際にも両面デザイン形状では内部に空洞ができやすくなるのでお勧めできません( ̄▽ ̄;A
細長いワーム、厚みのあるワームを製作する際は、片面デザイン形状で製作するほうが無難です
次に電子レンジでの加熱の際の注意点ですが
電子レンジで加熱しすぎると、分離しすぎて固いワームになっていますので、あまり加熱しすぎないラインを見極めるのがかなり難しいです
ゲーリーワームの場合は、5分以上加熱すると、表面にゴムの樹脂が溜り、底に大量に塩が分離されて残ってしまいます
そうなると加熱しすぎです彡(-ω-;)彡
溶かすワームの量に合わせて電子レンジでの加熱時間が変わっていきますので、ある程度とけて来たら細かく時間を調整しながら溶かしてください
それと臭い対策のラップですが、樹脂がラップ付着した状態で電子レンジにかけると、すぐに溶けて破れますので注意してください
とにかくラップに樹脂が触れないように細心の注意を払ってください
破れると強烈な刺激臭が電子レンジ内に残り使えなくなります((((;゚Д゚))))
3Dプリンターで型を製作して問題なく作れそうなら、量産タイプの型を作りましょうヽ|・ω・|ゞ
但し樹脂を流し込む際に、どうしてもまた樹脂が硬化していきますので、量産の型も3~5個位でいいと思います
私はゲーリーマテリアルを溶かして、ゲーリーには未だ無いギル型ワームを製作することにしました(〃ω〃)成功するのか?WW
デザインして・・・
印刷したまでは良かったんですが・・・テールの部分を失念していて失敗・・・テールが抜けない!!Σ(|||▽||| )アカンガナ!
再度デザインを変えてW
今度は大丈夫なはず・・・
とまぁこのようにあれこれ考えながら色々と試作しています( ̄▽ ̄;A
あと3Dプリントをされない方には意味不明かと思いますが、わかる方へのコメントとしまして・・・Fill Density(%)は5%でも問題なく熱に耐えていますので、そのあたりならフィラメントのコストもあまりかからず製作できそうです
ただ山盛り量産する場合はFill Density(%)は5%では熱での歪みがでるので、Fill Density(%)は100%で素材もまだ熱に強いABS樹脂で製作するほうが無難です。それでも山盛り作ると歪むでしょうねW
まぁ個人で少量製作するのであればPLAでも十分だと思います(*-∀-)ノ゙
3Dプリンタの無い方は粘土などでも型を作ればリサイクルワームを作ることができます
釣り場でよく捨てられているワームのゴミも、拾ってリサイクルしてオリジナルワームを作るもの楽しいとおもいます(*゚∀゚*)!
ゴミを出さないのは当然として、ゴミを拾い、またそれを再利用するリサイクルワームなども釣りをする上での一つの楽しみになると思いますヽ|・ω・|ゞ
しかしこの今回の記事も相変わらず需要の少なそうな記事だなぁ・・・φ(..;)
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