さて第四回目の今回はさらに踏み込んだ話しをしていこうと思います
ここまで読んでいただいた方はもうラインとの関係性を理解していただいていると思いますので
続いては実際にどのようにビッグベイトにウエイトを設定していくのかを説明しようと思います
そこでポンコツサイトでは初心者が始めるうえで、使うルアーも決めていきます
まず初心者の方はネコソギを買って下さい
ネコソギを買うとパッケージによく書かれていますが
こちら!皆さんも見たことあると思いますが・・・皆さんこれを見て勘違いしてしまうんです
こちらの解説はウエイト設定なしのナイロンラインで使用した場合の参考値だと思います
ですのでフロロラインで微フロートに設定したデッドスローを巻いているとどれもどんどん沈んでいきますW
こちらの図はフロロラインのデッドスローゲームでは一切参考にならないと言う事を覚えておいてください
あと、ネコソギを買う理由としては
まずなにより売切れも無く、無くしてもすぐに手に入りますので安心です
初心者が使うなら中古市場にも出回り始めているので手ごろな価格でも始められ、手に入りやすいネコソギがお勧めです
次に種類ですが、ネコソギには3種類あります
DSRとXXXとXXXSS
最初の一個は必ずXXXを買ってください
ただXXXの中でも3種類あってFloating/Hi Floating/Low Froatingが発売されていますが
できれば普通のFloating、最悪買っちゃったとかいうならHi Floatingを使い、できればLow Froatingは避けて下さい
ノンラトルとラトル入りの物もありますがこれは正直どっちでもいいです
中古ショップなどでは3000円前後で手に入りますので浸水している不良品で無いなら中古品から始めても問題ないです
私の持っているものは中古ショップで2300円と言うのが最安でしたW
DSRがリップ大きいからスタックしなさそうだしそっちのが良くない?
とか思わないように!そもそもボトムにつけないセッティングをするので、リップの長さは関係ないのです
レンジキープが苦手な初心者のフロロラインのデッドスローゲームではできればDSRは買わないことです
これからビッグベイトを始める方で、最初と最後のラインの目減り分をちゃんと調整できる自信がない場合はDSRだとかなりムラが大きくルアーに反映してしまいます
何よりリップが大きいと、リップがより沢山の水を受けてしまい、かなり変化を出してしまうので、慣れていない初心者にはかなり扱いにくいです
XXXで慣れたと思ってからDSRを使うほうがやりやすいと思いますが設定は更にシビアになると思います
今回紹介するウエイト設定はあくまでもXXXの場合になりますので、その点はご注意ください(=゚ω゚)ノ
まぁ数値やウエイトが細かくなるだけでやることは一緒です
それでは、ウエイトの設定に移りましょう
まず一番最初にする事は…
各自の投げる設定のウエイトを準備してください
前回の講座で使用するラインの基準値になるウエイトの数値を、ポンコツが勝手に決めましたW
別にもっと細分化(2mや3mと言う風に)しても良いですし、そこは慣れてきたらまた自分の使いやすいような基準値のウエイトにして下さい
デッドスローは苦手で10秒とかは無理と言う方は、基準値は少し大きくしたほうが良いです
今回はあくまでフロロのXXXのデッドスローの設定のお話です
では、今回は初心者向きと言う事で20Lbのフロロラインを使用するとしますので0.42gのウエイトを基準値とします
ウエイトは細かくした状態が使いやすい大きさになるACTIVE鉛シール 0.5mmがベストだと思います
これ1枚で丁度0.42gです
だいたい幅を2.5mm~3mmほどの長いものを作って、カットしてジワジワ削っていくと調整できますので上の写真の大きさをある程度参考にして作ってみてください
0.42g×5個で合計2.1gの5枚がこれで出来上がりました
g数は正直ある程度あっていればいいのでそこまで神経質にならなくていいです
それが出来たら、これをまずネコソギの・・・そうですね・・・別に前側ならどこに貼ってもらっても良いです
ウエイト調整をしていきますが使用するスナップは必ず取り付けておいてください、これも一応ウエイト扱いですW
この設定が出来れば、お腹とか後のお腹とかリップの裏とかにウエイトを適当に足していき、水に入れたら軽く沈む状態の物を作ります
それが終わったら次は現地の水温で設定する
でもわざわざ現地で設定するの面倒くさいっと思われる方もいると思いますので
自宅で出来る設定方法も書いておきます
まず大き目のタライやバケツ等あまり大きさの無いものに水を貼り、水温計で水温を計ります
水温計はメルカリなどで売っている数百円の物で十分です
水温計を見ながら、今回は私が行っているエリアの水温8度以下あたりに合わせ
そこに少し沈む設定の錘を貼ったネコソギを5分ほど沈めて放置
5分しっかり水につけたネコソギは、内部の空気もしっかりと冷やされた状態です
そして適当に貼り付けたウエイトを少しずつ削っていってサスペンド状態にします
完全に浮きも沈みもしない状態になったら、水から上げて最初に貼った基準値のウエイト5枚のうちの1枚を剥がします
これでボトムからフロロライン5m分のウエイトを削った微フロートのウエイトセッティングをしたネコソギの完成です
剥がしたウエイトと同じウエイト(0.42g)を何枚か作って、シンカーケース等に入れて持ち歩きましょう
それを持っていれば、現地に行ってまた5枚に戻し、浮けば水温が暖かいとか、沈めば水温が冷たいとかがわかるようになります
あと半分の大きさのもの(0.21g)も持っておくと微設定にはかなり役に立ちます
後はポイントに行って、キャスト!
調整テストをする際は、完成するまではスタックしないエリアでやってください
着水したら糸ふけを取って、ハンドルを2回だけ早巻きしてネコソギを少し沈めたら
ノーマルギア1回転10秒、ハイギアだと1回転13~15秒で巻いてきてください
もし巻いていて少しでもボトムにノックする感覚があったら、残っている基準値のウエイトの1個の半分を程ちぎって剥がします
それをまた投げ同じように巻いてボトムにノックしないかの確認をまたする
4枚ありますからボトムにノックしない状態になるまで少しずつ剥がして行ってください
最終的に最後まで巻き切ってボトムにノックしない状態が出来ればそれが完成形となります
ノックしなくなったカウントの巻きスピードをしっかりと覚えておいてくださいねW
これでどのポイントに行ってもボトムにノックしないでボトムの際を引いてこれるネコソギXXXの完成!!!
これさえあれば、今までボトムをノックさせるとスタックが怖くて気になっていたけど投げれなかった場所とかもガンガン攻めていけます(=゚ω゚)ノ
注意としては湖流のあるエリアはではリップが水を受けていつもより下に行きますので、その際はまたウエイトを外す必要があります
あと、投げ始めたポイントでカウント通り巻いていて、ノックする感覚があるとそこにはストラクチャーになるものがありますので、それを感じたら巻くのを一旦やめて
10秒ほど置いて巻き始めましょう、そうするとストラクチャーは基本かわせます
さてこれで、あなたも猛者並みのデッドスローゲーマーとしてデビューできるのですが
この設定で完璧にボトムをノックしないネコソギができあがり、キャストして最初から最後まで巻き切ると・・・
第一回の記事でも書きましたが1投に10分以上かかります
その間、手にはボトムの反応もなく、本当になーーーんにも無い状態です
10分以上の長い間ラインのたるみを、ただただゆっくりと回収するだけの時間です
これ本当にちゃんとボトム近辺を来てるのか?っと言う不安に襲われたりもしますW
でもご安心くださいちゃんとボトムを切って移動してきています
アングラーはただただ魚の反応がでるまで、延々無の時間を過ごす
これが冬のビッグベイトのデッドスローゲームです
心が折れる冬の地獄のゲームへようこそ(=゚ω゚)ノ
さて次回の第五回はビッグベイトの条件に合う場所と気象条件を書いていこうと思います
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