コウガイモとは(Vallisneria denseserrulata)トチカガミ科 セキショウモ属
コウガイモはセキショウモやネジレモと見た目が似ているので、混同してしまう恐れのあるウィードです
ネジレモは琵琶湖・淀川水系にしか生息していない固有種なので、琵琶湖以外の方は、コウガイモとセキショウモの見分けの仕方を覚えればいいだけです
ただし、琵琶湖の方はコウガイモとネジレモの見分けはかなり難しいと言う事になります
名前の由来は、髪掻きである【笄(こうがい)】の形に似ていたことからその名前が付けられたそうです
コウガイモの特徴としては葉の全体に鋸刃(ギザギザ)があり、セキショウモはこの鋸刃が先端にしかないそうです
琵琶湖でのネジレモとの見分けですが、ネジレモはその名のとおり、ねじれた形状をしているのですが
ネジレモも全体的に鋸刃になっているので、成長してあまりねじれの無い物はコウガイモとの見分けがかなり難しくなります
唯一、コウガイモとネジレモで見極めをしたい際は、地下に伸びる茎の表面がざらざらしているものが、コウガイモと言う事らしいです
ただ、どちらも生育場所や見た目、攻め方は似ているので、そこまで真剣に見極めなくても、ねじれていたらネジレモ、ねじれてないならコウガイモ位で問題無いと思いますWヽ|・ω・|ゞ テキトウデオーケー
コウガイモの葉は扁平形状でボトムから生えていて、平たく細長い葉を伸ばし60cm程まで成長するそうです
他の一般的なウィードと違って茎になる部分がありません
一番わかりやすい例えを使うと、ボトムにニラが生えている感じですW
ランナー(地下茎)を伸ばしてどんどん増えていくウィードで、秋頃に地味な小さな花を咲かせます
流れのある場所でも生育が可能で、あまりボトムが汚い所では自生していない傾向があります
砂地や硬めのボトムを好んで、河口下流域などでも見かけることが多いウィードで
ボトムに居つくベイトの隠れ家としても有名です
このウィードがある場所では、ベイトの数も期待で来て、かなりいいポイントだと管理人は大好物です
ボトムからある一定の長さで生えているので、そのウィードの上をかすめるように、ルアーを通すのがお勧めです
このウィードのエリアではシンカーをつけた仕掛けだとウィードの中に埋もれてしまうので
巻物やノーシンカー、シンカーをつける際は中層でのスイミングでの釣りがお勧めです
ボトムを狙わないことがおすすめになります(*-∀-)ノ゙
同じ属のネジレモとは違い、コウガイモは栽培が難しい品種と言われるほど、その生育場所は限られている印象です
ただ、このコウガイモが生息しているエリアは、マツモなどの浮遊植物が流れてこない限りは、ウィードのもっさり生えるシーズンでも
その葉の長さより上のエリアにはウィードは生えず、釣りはしやすい状態を作っています
密集するエリアでは魚のとおり道としても機能するので、管理人はかなり好物です
覚えておくと特に真夏のウィードもっさりシーズンの狙い目としてかなり重宝します
生育場所はボトムの状態もいいのでお勧めのウィードです(☆-☆)
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