基本的なアクションの中で初心者が一番扱いやすいのが、このボトムクロールになると思います。(`・ω・´)9
ボトム(底)クロール(這い回る)と言う意味です。スローリトリーブやズル引きとも言います。
ようは、底をずるずると、引き寄せてくるだけの簡単な動作を表しています。
初心者にも動作は容易で、アタリも取りやすくお勧めの釣り方になります。
1番重要なポイントとしては、しっかりと底に落とし、ワームが浮き上がらない様にゆっくりとズル引く事です。
底の状態をロッドでしっかりと感じながら引いていきます。
初心者がボトムクロールをする場合はテキサスリグやキャロライナリグなどのシンカーを使ったほうが底の状態がわかりやすいです。
使用するシンカーはタングステンシンカーを使うと、よりわかりやすく、ラインはフロロラインが一番適しています。 ⇒ タングステンシンカーを使う意味
近距離であればナイロンラインでも問題ありませんが、遠投する場合は感度が悪くなるので使わないほうが無難です。何よりナイロンラインで遠投するとあわせが大変です( ̄ー ̄;
PEラインの場合は感度はいいのですが、ラインが浮き上がるので風に流されたりして少し不向きです。ただ、慣れれば感度優先でPEラインも使えなくはないです。
アクションとしてはワームが底から離れない様に、ゆーーーーーーーーくり!!とロッドを立てていきます。(*-∀-)ノ
リールでゆっくり巻くのではなく、ロッドで動かしていきます。
ロッドが上の位置まで行ったら、またロッドをラインのほうに寝かせ、その際にスラック(弛み)を素早く回収します。
このスラックを回収する際は、ワームがステイ(停止)しているので、細心の注意を払いながら出来るだけ素早く回収してください。
風が強い時等はロッドを水面ギリギリの横向きに水平スライドさせて動かします。
この時にスライドさせる側は風が吹いていく方向にスライドさせます。風には逆らわないようにしないとテンションがかかりすぎるので注意してください。
ステイを作らずに一定に引きたい場合は、ロッドワークでは難しいので、その場合はリーリングで引いて行きます。
リーリングでのスローリトリーブは、ロッドワークよりも感度が悪くなるので、細かなアタリとボトム(底)の状態を見る時はあまり使わないようにした方が無難です。
ずるずると引きながら何をするのか?(゚ー゚;A
それは・・・ストラクチャー(障害物)や変化を探します。
何もない浜などのポイントでは止めたり動かしたりを繰り返すだけですがW
そうでない場合は、底にある、石やウィード(水草)、杭や倒木など、ストラクチャー(障害物)をじっくり探していきます。
キャストしている場所が、硬い底なのか、泥なのか、砂、砂利等を感じながらズル引きさせていきその何か?を探していきます。(☆-☆)サガシマス!
よく引いていても今の感覚が何かわからない・・・と思う方がいるかもしれません。これはどうすればいいのか?答えは簡単で、砂浜に行っては見えている場所で引いて感覚を覚え、泥底でひいては感覚を覚え、岩場に行っては感覚で覚えと見えている場所で練習すればいいだけです。(#・∀・)チイサナコトカラコツコツト
何か?が見つかればまずはステイ(停止)させて様子を見て、何もなければ小さくシェイクを入れてまたステイ、最後はシェイクでそれを越えて、またステイ!!
とにかく変化のあるところでは、少しの動きとステイを繰り返します。
初心者のうちはアタリと根掛りの区別がつかないと思いますので、勘違いしない様に、アタリかな?っと感じたら
まず、軽くロッドでラインを見ながら少しテンションをかけて、生命感があるのか?引いているのか?一気にラインが緩んでいないか?を必ず見るようにしてください。
生命感があったり、一気にラインが緩んだりした際はあたっているので、ラインスラックをとり、ロッドでしっかりアワセを入れます。
根掛りとあたりを勘違いしない様に、根掛りにあわせると、がっちりかかって外れなくなりますので注意してください。((((;゚Д゚))))
竿できいてアタリでなければ、軽いシェイクで外すようにする癖を身に着けるようにしてください。
あとポイントの状態がわかっていない場所での、ノーシンカーリグのボトムクロールは1投ごとが長くなるので、サーチとしての用途には向きません。
底をとる重要なアクションの基本であるボトムクロール(ズル引き)は初心者向きのアクションなので必ず覚えておきましょう!
底をとると言う行為は、釣りに置いてかなり重要な位置付けになるので、底をとる事を意識しながらする釣りは、覚えていて損は無いと思います。∑d(・ω・*)
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