今回の記事はまたまたマニアックな記事になります<(_ _*)>
ただ参考にもなるかなぁ・・・と言う記事なのでさっと読んでいただければ幸いです(*-∀-)ノ゙
ノーシンカーでのワームを使用する際に、人によって使うフックが変わると思います
皆それぞれにお気に入りのメーカーやフックの種類があると思います(〃ω〃)
使うワームによってもサイズは変わり、使う大きさも人それぞれ変わるはずです
例えば、同じワームであっても、オフセットフックでの使用や、マス針やストレートフック等もありますが
ここで考えてほしいのは、そのセットされたワームとの合計での重さになりますφ(..;)
基本的にワームの素材は ポリ塩化ビニル 比重1.16~1.35 になっています(*゚∀゚*)カルイ!
それに塩や様々なものを、混ぜ込んで高比重にしたり、低比重にしたりと様々な加工をしています
水が比重1としてワームが1以上になるので、ゆっくりと沈んでいくのです
では、使用するフックが違うと何が変わる?
まぁ、こちらは一見にしかずW
私の良く使うゲーリーヤマモト 4"シュリンプでその違いを見ていきましょう
まずワームだけで重さが8.71g、これにフックを取り付けるのですが
フックはそもそも、鉄・鋼・ステンレスを使って作られています
その比重は 7.7~7.9(;゜∀゜)イガイトオモイ!
鉛の比重 11.34 程ではありませんが、数値を見てわかるとおりかなりの比重があります
マス針をセットすると
重さは8.97gに
今度はオフセットフックとの重さを見てみましょう
重さは9.28gに変わりました
マス針とオフセットフックでは0.31gの差が出たことになります
ここで勘違いをしてはいけないのが、ワームの全体の重さが増えたのではなく、比重の大きなフックの重さが増えたというところです
それがどうした?と思う人もいるかもしれませんが
では次の写真を見てもらえば何が問題なのかわかりやすいと思います
これで誤差0.02gとなりオフセットフックとほぼ同じウエイトになります。
このワームをオフセットフックで使うと言う事は、上の写真のようにマス針にネイルシンカーを打つこととほぼ変わらなくなります(☆ω☆)
いわゆるフォールスピードが変わってくるのです
では、今回も嫁様に怒られながらも、家の浴槽に水を限界まで入れて、フォールスピードにどれぐらいの時間差が出るのかを見てみましたヽ|・ω・|ゞ
並々に入れられた浴槽・・・・水深はジャスト50cm、使用ラインは影響を与え難いナイロンラインで実験してみます
フォールスピードを10回テストし、タイムを計って平均を出します
結果はこうなりました
マス針
4.18/4.9/5.01/4.33/4.48/4.94/3.55/4.3/4.84/4.9
オフセットフック
3.73/3.92/3.5/4.69/3.69/4.46/3.93/3.3/4.11/4.83
こちらの平均値を四捨五入すると
マス針 4.5秒に対して
オスセットフックは 4秒となりました
その差は0.5秒
たった0.5秒と思うかもしれませんが、これは浅い浴槽での話です
釣り場ではもちろん深さは変わります
これが水深1m2m3m4mとなってくると・・・・
例えば水深2mでは2秒の差になります
水深5mだと5秒変わります
この差をしっかりと覚えることは結構重要な要素だと管理人は考えています
ボトムをしっかりと取るうえでこの違いもしっかりと覚えましょう
ただ、早いから悪いとか、遅いから悪いと言うのではなく、そもそも底を取りにくいノーシンカーリグにおいて
着底までのおおよその目安を体で覚えることはとても重要です
さらに、使用するラインによっても沈下スピードは変わりますので、そこも入れると本当に大きな違いとなってきます
別に着底するまでしっかりボトムに置いて、待てばいいと考える方もいるかもしれませんが
それではテンポよく探ることができなくなります
ボトムをしっかり取り、尚且つ広範囲を探ることができるようになるほうが釣果にもつながると思います
フックのウエイトは各メーカーによって使用されている素材、太さや大きさが微妙に変わり、ウエイトも様々なものがあります
あと、フックによる違いで覚えておいてほしいのが
フックは太軸のフックは身切れしにくくはなりますが、ウエイトもその分重くなり、太く刺さりが悪くなる分フッキングが難しくなります
細軸のフックはウエイトが軽くなり、針刺さりがよくなる一方、曲り安くなり、ワームも身切れもしやすくなります
小さいワームに大きすぎるフックはバランスが悪くなるだけでなく、動きも悪くなり釣果にも影響を出しますので
各メーカーが設定している推奨フックサイズを使うほうが無難です
お気に入りのフックは人それぞれあると思いますので、今自分が使っているフックがどういう物なのか知っておくこともお勧めです
では話は少し戻って、今回実験したように自分が日頃使うワームの沈下スピードと着底にかかるまでの秒数を釣り場や、今回のように浴槽で調べておくことも後々の釣行に役立ちます
着底までの秒数を数えれば、投げた場所の深さをある程度逆算できるようになりますヽ|・ω・|ゞ
ここはだいたい何mであっちは何mと投げて調べるだけで頭の中に地形が形成されていき
さらにバス釣りのゲーム性を高めることができるようになります
今回の記事は使用するフックによる、ワームのフォールスピードへの影響と言うマニアックな記事でしたW
さて、後の問題はこの浴槽に溜まった水をどうするのかと言う事だけです(◎_◎;)オイダキ?
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