琵琶湖のウィードを調べての感想? バス釣り


今回ウィードの説明ページを作るにあたり、感じた事をだらだらと書いていきます

暇な時の時間潰しにでもお読みください( ̄▽ ̄;A

資料を見て見ると1997年当時は、南湖のウィードの群生はそれ程の広がりも無く

水深のあるエリアではまばらと言う状況だったのですが

2013年には南湖の水深のあるエリアのほぼ全域にまで広がってしまいました

そして現在の琵琶湖ではもうウィードの生えていないエリアを探すのが難しい程です

藻刈り船でウィードの駆除をしないと、漁船や遊覧船も航行できない状態になってしまう年もあります

外来種の進出が突出している中、在来種であるウィードはその生息域を減らし続けているそうです

昔よく見たウィードも今では見ないなぁと言う個体も出てきていると思います

まぁ今回調べて分かった事の中に、自分がエビモと判断していた個体がまったくの別物である可能性が高かったと言う点が一番の驚きでした( ̄ー ̄;

ササバモとエビモを間違えると言う話は、聞いたことがありましたが・・・

エビモを語っている大半のアングラーが、本来のエビモとその他の類似種との見分けを出来ていない状況であると言う事がどうも懸念されます

琵琶湖のバザーであればエビモと言う、ウィードの名前を聞いたことのある人が多いと思いますが

反面そのエビモを勘違いしている人がかなりの数、もしくは殆どの人がそうなのではと感じました

かく言う私自身も、今までエビモと熱く語っていたものが、どうも間違っていると気が付きました

何故そんな事に気が付いたのかと言うと・・・こちらのグラフ・・・

このグラフは琵琶湖の各ウィードの出現区画数をおおまかに数値化したものですが・・・

見てわかるとおりエビモの出現区画数は0表示 ∑(ΦдΦlll エビモナイヤン!

小数点以下の表示で表示しても0.2%にも届かないと言う状況です

簡単に言うとほぼ生息していません彡(-ω-;)彡

そのくせウィードを拾ってこのエビモがな!っと熱く語っていた恥ずかしい管理人彡(-ω-;)彡

大半の人がヒロハノエビモ・オオササエビモ・ササバモあたりをエビモと勘違いしていると言う感じですね

このグラフ作成時の参考資料も既に数年前の物になるので

現状では絶滅危惧種はさらに減り、勢力を拡大している個体はさらに勢力を拡大している事だとおもいます

エビモなどはさらに数を減らしていそうです(lll-ω-)

別に似た物なら間違えてもええんちゃう?っと思われるかもしれませんが、ダメです!アヒルと白鳥ほど差があります(# ゚Д゚)似て非なる物!

でも私アヒルのほうが好きやなぁ・・・と言う人!私もアヒルのが好きです!(〃▽〃)アヒルカワイイ!

ただ、アヒル見て『あれが白鳥やで』って言う人ちょっと痛いでしょう?( ̄ー ̄; 見分けは大事ですW

まぁエビモと言うウィードが何故、琵琶湖でこれほど愛されるウィードなのかと言うと

エビモのページでも解説していましたが改めて図で説明するとこういう事です

はい!わかりやすい!(*゚∀゚*)!

通常の見ても一目瞭然、バス釣りにおいて難しいと言われる季節にストラクチャーとして存在しているからです

何も無い真冬の止水域に小さくなりながらも成長しているとか、もうストラクチャーとして狙うしかないでしょ!と言う事ですねW

その生息区画を考えると、よほどの幸運が無いと見つけられないウィードだと思います( ̄▽ ̄;A ワタシミツケタコトナイカモ・・・

ただ、現在の琵琶湖では昔ほど冷え込みも厳しくなく、真冬であっても場所によってはそのまま越冬するウィードも見られるようになりました

そんな場所はバス釣りにおいては、かなりいいポイントですが、このままで大丈夫なのか?と不安にもなります( ̄ー ̄;

そう言えば上のグラフでカナダモ類が意外と少ないと感じる方もいるかもしれませんが、カナダモ類は数年周期で大繁殖をしてはまた減ると言う推移を繰り返しているそうです

琵琶湖では毎年膨大な予算として計上されている、藻刈り船の運航ですが、確かにウィードが生えすぎることによって悪影響を及ぼす部分は大きくなります

ほっておくと、湖流の停滞、水質の悪化、低酸素化、湖底ヘドロ化、漁船航行の障害、腐敗に伴う臭気発生、菌の発生、虫の大量発生等々まぁあげるときりがない・・・・対策は必要ですね( ̄ー ̄;

藻刈りされると一気に魚がいなくなってバス釣りにおいてはかなり厳しい状況になり、毛嫌いされる方も多いのはわかります

私も藻刈りされた後何度も厳しい状況を味わった事があります(TДT|||)ナンモツレン・・・

ただ、そんな藻刈りですが無くなるとボトムにヘドロがたまって数年でそのポイントは死んでしまうほど酷い状態になるんです

藻刈りされた後は何も釣れなくなるので、苦手意識もわかりますが現状では必要な措置だと、納得するしかなさそうです

藻刈り作業を行う人に感謝をしながら、でもそこは避けながらW 今後もひっそりと釣行に赴きます( ̄^ ̄ゞ

そして今度から知った顔で『あのエビモのパッチがな!』と恥ずかしい事を言わないように注意します(lll-ω-) 自分のサイトで調べてから喋りますW

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