キャロライナリグについて、初心者向きに解説して行こうと思います。ただ私自身があまり多用しないリグなので、かなり偏っているかもしれません(≧人≦)
キャロライナリグはシンカーが遊動式の仕掛けで、バイトの時にバスが違和感なく口を使ってくれます。
テキサスリグと同じでラインにシンカーの重みがのりません。∑d(・ω・*)
ウィードやストラクチャーのすり抜け性能も高いですが、その反面キャストが難しいので始めたばかりの初心者には少し不向きなリグになります。( ̄ー ̄;
重いシンカーでも使用できるので、重いヘビーシンカーではヘビーキャロライナリグ ⇒ ヘビキャロと言われています。シンカーを重くするとより遠く、より深くを探れるようになります。
このリグからスプリットショットリグや三又ヘビキャロへと派生していっていきました。
三又ヘビキャロはまた違うページで後日解説ページを作ります。φ(..;)
琵琶湖では多くのアングラーが、使用するキャロライナリグですが、仕掛け的にはテキサスにスイベル(サルカン)とリーダーをつけるだけのとても簡単な物です。
昔はライン保護でビーズを入れる人も多かったですが、最近ではライン保護でチューブ入りが主体になっているので、さらに使いやすくなっています。
私は2016年3月に発売されたこちら
ジャッカル タングステンカスタムシンカー キャロライナスティック 7.0g(1/4oz)がすり抜け重視のチューブタイプでとてもいい感じで早速購入W
出来ればもう少しウエイトのあるタイプもラインナップしてほしい所です。(☆-☆)
基本的には重めのシンカーを使用するので、アクションはボトムクロールがメインになります。
遠投する分通常よりも合わせは大きくとる必要もありますが、PEラインの場合は大きくあわせすぎるとあわせ切れの危険があるので注意がいります。
テキサスリグとは違い、シンカーからワームまでの距離があるのでワーム本来の動きが出るのが特徴になります。
シンカーとフックが離れているのでダイレクトにワームへのアクションがいれにくいため、アクションとしてはほぼワーム任せの漂わせるイメージになります。
シンカーからフックまでの距離は30cm~1mでその日の状況や、使用するワーム、キャストのしやすさを考えて長さを考えますが、あまり長くするとキャストがしにくくなります。
活性の低いバスに効果的で、琵琶湖では使用する人の多い仕掛けの一つですねW
大きくリフトさせて(シンカーが重いのでほぼリフトしません)放置の繰り返しが基本動作になるどちらかと言うと静かな釣りになります。
仕掛けの注意点としては、メインラインとリーダーとスイベルの各強度をきちんと計算して使用するようにしてください。
私の場合はリーダーは10Lb = 4.54kg を使用する事が多いので、スイベルは【PROTRUST】タル型サルカン PT-231のサイズ18 引っぱり強度6kgを使用しています。安くて小型を選んでいます( ̄▽ ̄;A
リーダーのポンドが何Kgかわからない場合は ⇒ 重さの単位換算(ポンド=グラム=号数)
リーダーはメインラインよりも必ず細いものを使用するようにしてください。同じ強度のラインだとスタック(根掛り)の際などにメインラインで高切れする可能性もあります。
メインラインよりもリーダーを細くしておくと、スタックした際にシンカーを無くすことがほぼ無くなります。
こちらのリグり方ですが、結束は全てパロマーノットで出来ます。∑d(・ω・*) まず、リーダーの長さ+α(結束で消費する分)をカットします。
パロマーノットの結び方は ⇒ 覚えるべきパロマーノット、これで完璧!なのか・・・?
結ぶ順はリーダーの片方にフックを、もう片方にスイベルを結びます。その後ラインにシンカーを通してパロマーノットで輪にリーダーをくぐらせれば全てパロマーノットで結束できます。
3カ所結束があるので、結束強度の一番強いパロマーノットでリグを作るようにしましょう。
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