こちらは釣りを始めたばかりの初心者向きの解説になります
中級者以上はスルーでお願いします<(_ _*)>
気圧と言うのは、読んで字のごとく気体の圧力のことです
空気にも質量があり、大気の圧力がそこには存在しています
山に登るとお菓子の袋が膨らむのは、気圧が低くなるから起こる現状です
標準大気圧(1気圧)は1013.25 hPa(ヘクトパスカル)でそれよりも高くなると高気圧、それよりも低くなると低気圧と言う事になります
良く天気予報で等圧線の書かれた天気図などを見る機会があると思います
こういうやつです(*-∀-)ノ゙
ここに書かれている線が等圧線で、数値が気圧のhPa(ヘクトパスカル)です
等圧線は山の高さを表す等高線や、水面下の深さを表した等深線に似ていますが、そのまま同じ目的で高い低いを目でわかるようにしたものです
バス釣りを問わず、魚釣りの世界では高気圧よりも低気圧時の際の釣果のほうがあがっている感じがしますが
ではその原因はどこにあるのでしょうか?
バスを含めて気圧が低くなると、お腹にある浮き袋の圧力が下がり膨らみ浮きやすくなると言われています
逆に高気圧の場合は圧力がかかり、浮き袋が圧縮され小さくなり、底に沈むとも言われています
あと当然ですが圧力が下がるので、微々たるものですが水位も上がりますW
あとは気象が荒れやすい低気圧時は、風や波が人の気配を消す役割を持っていたり
雨での高活性等、そこには状況の変化が存在し、様々な状況が折り重なり釣果に結びつくのだと思います
その為、釣行前には必ずその当日の気圧の変化も見ておくほうが参考になると思います
そうなると天気予報が気になって仕方がない変人が誕生します( ̄ー ̄;
そして琵琶湖では、台風前には大型のバスが口を使ってくれるとよく言われ、それを目指したアングラーが湖畔に大挙して現れます
これも気圧の変化をとらえた考え方の一つです
琵琶湖自体は低気圧ではないのですが、九州地方に台風などの大きな低気圧がくると、バスの活性が上がると言われています
こう言った状況ですね(☆-☆)
こちらに関しては科学的な根拠は全くなく、迷信と言う人もいれば、確実に釣れると言う方もいます
バスが側線で気圧の変動を感じ取り、台風の大荒れで捕食が難しくなる状況になる前に荒食いを行うと言われています
自然に生きる動物の本能と言う感じですね
まぁ確かに台風で動物が被害を受けているのはあまり聞かないので、バスにも何らかしらの危機察知能力はあるはずです
私はどっちでも釣れればいいので、あまり気にはしませんが、台風前は行けるときは行きますW
それに台風前のほうが釣りやすいのは確実なのでW
台風後は状況の変化が大きい場合、例えば異常な増水や極端すぎる濁りなどでは、全くと行っていいほど魚の活性は下がり釣れにくくなります
河川では釣りにならず、と言うか危険すぎて近づけなくなります
状況変化はバス釣りにはいい状態になる場合が多いですが、極端過ぎる状況変化はかえって釣果を落とします
状況が落ち着くまで数日かかるので、やはり行くなら台風前になります
ただ、極端な状況変化の際にもピンポイントで状況が変化して釣れるポイントなども存在はしますが、それでも台風直後よりは、台風前のほうが確実に釣果はあがると思います
ただし、台風が来ているのに釣りに行くのは危険なので、風が強くなる前に終了するようにして下さい
暴風雨の中で釣りをする行為はかなり危険です
河川まわりでの釣行の際も、上流域で雨が降ると一気に増水しますので、危険な場所には立ち入らないようにして、安全を確保したうえで釣行するように心がけてください
人間は意外と危機察知能力が低い動物ですのでそこは用心してください( ̄ー ̄;
スポンサーリンク