最近流行のロングロッド、ヘビキャロやヘビダンなどの場合、ラインをたらしてのキャスティングなので、ある程度の長さのあるロッドが必要になります。
ただ、バス専用の物は中々高額で5万円以上の物が多く、お小遣いアングラーにはなかなか手が出ないのが現状です。高額ロッドが良いのは当たり前!そこで今回は実質1万円以下で買えるロングロッドをご紹介。
AbuGarcia XROSSFIELD XRFS-802ML 定価¥12,500(購入時はamazonで送料込みで¥9,080)
このクロスフィールドあらゆるフィールドに対応すると言うコンセプトで作られたロッドで、サイトでもそのような説明で紹介されています。
簡単に言うと『昔はリール竿なんて海でも湖でも川でも、どれも使いまわして使っていたのに、最近は専用ロッドで高性能だけど高額になってるから、どこでも使う事をコンセプトにそこそこの性能でどこでも使えるロッドを作ろう』と言う感じです。
ただそこそこの性能でと言っても、一昔前とは違って性能は抜群です。今回購入して使用してみての私なりの感想、メリット、デメリットを記載しますので、参考になれば幸いです。
まずはデメリットから先に記載します、1日フルキャストをしていて感じたデメリットはこの竿のガイドには、フジトップガイドSiC搭載でPEラインも安心と記載されていますが、少しガイドに絡みやすい印象がありました。それでも一昔前の竿とは違ってほぼトラブルレスでしたが、PE初心者には少し長さが難しいかな・・・と感じました。ガイド絡みでキャストすると折れる危険もあります。
2ピースの繋ぎ目の部分が矢印で合わせると少しずれてる・・・まぁこれはガイドを覗いてまっすぐになるように調整すれば問題無いですが・・・いりませんねこのマーク。
あとは結構しっかりとはめ込んでいましたが、1日フルキャストで1回だけ竿が抜けました。私の差し込みが甘かっただけかもしれませんので、使用の際はしっかりと差し込んだ方が良さそうです。
あと、この長さでなのでどうしても細かなアクションは入れにくく、長さのせいで少し感度は低い印象がありました。感度に関してはPEを使用すれば問題無いと思います。
長期間での使用はこれからなので何とも言えませんが、それ以外は特にこれと言った不満も感じませんでした。
次にメリットですが、デメリットで色々書きましたが、完成度はかなり高くこの金額ではかなり使える竿だと思います。
一番のメリットですがこの長さの竿にしては108gとかなり軽量なので、1日振っていましたがそこまで疲労感はありませんでした。
次にルアーの重さが2g~24gとMLにしてはかなり軽量の物までキャストできるので、キャロ系での使用だけではなく、ノーシンカーでもある程度キャストできます。
試しに4インチヤマセンンコーをPE1号ノーシンカーでキャストしましたが、驚きの飛距離でした。今度計測器を買ってどれくらい飛ぶのか測ってみようと思います。
写真では少しわかり難いですが、ABU独自のXカーボンテープラッピング。斜め(45度、135度)の方向からX状にカーボンテープで締めあげることによりトルクを向上、ねじれ防止に貢献します。とサイトに記載されているとおり、キャスト時やあわせ時の竿のねじれが少し軽減されていると感じました。
これを初めて使用した2015.8.8 志那では47cmのバスを釣りましたが、あわせ時のフッキングはなかなかの手ごたえで、取り回しの際の竿のパワーもなかなかな感じで、50オーバーのサイズでもパワー不足と言う事はなさそうです。
あとabu好きの方には納得のデザインです。そこそこカッコいいです。長さは XRFS-702L XRFS-802ML XRFS-862M XRFS-902ML XRFS-962M とありますがこれはこれはあまり短すぎても、長すぎてもバス釣りでのおかっぱりキャロ用では使い難いので、硬さを考えても802MLか862Mあたりが無難だと思います。
ロッドを繋いだままでセッティングした状態では、私の車では802が限界でした、862では車には分割して積むことになります。862はワゴン車なら乗ると思います。
ノーシンカーのライトリグを遠投する場合などは702Lあたりがなかなか良さそうです。
Abu Garcia クロスフィールド XRFS-802ML
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