数回のテストと実釣をして、不満の出る所を改良して、何とか形になったと思います。
今後もテストをお願いしている方には改良毎にお渡しして、日頃の釣りの際に少しでも使ってもらってテストにご協力してもらおうと考えております。<(_ _*)>引き続きよろしくお願いします。
トゥイッチブレード(主にシュリンプ・ホッグ系)とダートブレード(主にスティックベイト・シャッド系)の2種類
トゥイッチブレードはシュリンプ・ホッグ系に使用するブレードで、ボトムからの跳ね上げや、トゥイッチでのスイミングやシェイクでのイレギュラー系の動きに特化させています。
ヘビキャロでの遠投でも出来る限り空気抵抗が増えないように、極限まで小さくしました。
ヘビキャロ遠投時にもワームにイレギュラーな動きを出せればと考えています。
リアクション特化型を想定しての設計になります。
トゥイッチブレードはかなり小型化されているので、ボトム使用の為に少しでもすり抜けやすい形状になっていて、マス針での使用も可能です。
ダートブレードはストレートワームやスティックベイト、シャッドシェイプ等のワームをジャークでイレギュラーなアクションでアピールさせながらリフトさせた後に、自然なフォールをさせる目的で製作しました。
フォール時の姿勢を安定させるために、最終はR形状にしました。
高活性時であればフォールを無くして表層近くでジャークさせながらの逃げ惑う魚を演出する際に、通常のアクションよりも大きく左右に逃げ惑うようにすることが可能になっています。
素材は ポリカーボネート1mm厚(比重1.2)又はPETG 透明 200mm×300mm 1mm(比重1.27)を使用しての製作となります。
強度はポリカが上ですがPET樹脂板でも問題無い強度が十分にあります。実験では20Lbラインのほうが先にラインブレイクします。
ベイトのPEラインでのフルフッキングでもブレードが壊れる事はありませんでした。
PET樹脂板1mm厚はホームセンターで小さいサイズ(200×300mm)なら268円(税抜)で販売されています。
型はこちらからダウンロードしてください ⇒ SBR型PDF
7イレブンで10円で印刷できます。(*-∀-)ノ゙
必要器具は 印刷した型紙・カッター・カッターマット・定規・セロハンテープ・ペンチ・ドリル・目打ち・仕上げ用サンドペーパー#2000位 (R形状を出す場合ドライヤー・鉄製の丸い型)
製作工程は
①PET樹脂に型紙を切り抜いてセロハンテープで固定します
②ドリル位置に目打ちで印の穴をつけます
③定規を使いカッターで切りぬく(半分ほど切れば後はペンチや手で綺麗に割れます)
④ドリルで穴を開ける(ドリルの大きさは1⇒2⇒3と徐々に大きくしながらあけていきます。)
⑤ドリルでできたバリ部分をカッターでこそぎ落とします
⑥サンドペーパーでカットした周囲を磨いて出来上がりです(※トゥイッチブレードは下の角を削ります)
R形状を出す場合はドライヤーで熱して柔らかい時にR形状の金属に押し付けると綺麗にR形状が作れます
使用するスナップはBOMBA DA AGUA スナップオーヴォ №1に合わせて設計していますので使い易いと思います
スナップリングもBOMBA DAと言いたい所ですが、あまりにも硬くベースを傷つけすぎるのでXESTA ハードスプリットリング #3あたりがお勧めになります。
ご自身で製作されると言う方は参考になれば幸いです(*-∀-)ノ゙
フィネスに特化した比重1.2~1.27と言うブレードですが、その意味合いを理解できる方にはかなり効く、ただの板きれになると思いますWW
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