3Dルアービルダー(気分だけ)への道Ⅱ ポリカーボネートフィラメント


3Dルアービルダー(気分だけ)への道Ⅱ 第27回目

そんな今日はさらにマニアックなお話ですW

3Dプリンターを持っている人の中で、さらにルアー製作でリップで悩んでいる人だけに向けた記事WWW

数人?への記事になります( ̄ー ̄;

ぼほ全ての人読まずにスルーでOKですW

3Dプリンター製のルアーを製作するようになり、PLA樹脂やABS樹脂ではどうしても解決できない問題にぶち当たります

それが・・・リップをどうするのか?と言う問題です

あとポンコツ管理人のように、羽根物を作った際なども、問題になっていますがW

まぁ、リップは平らなものなら、カットして使ったりすれば問題はないのですけど・・・

形状が立体的なリップや、丸型など個人でカットするにはかなりの難問になってきます

自宅に自作レーザープリンターを設置しボヤ騒ぎまで出するような、まるでテロ準備罪で通報されるレベルの、自作ルアーマニア(U〇Elab.管理人)でもない限りは、本当に難問ですW

まぁ小さいミノーや小型のクランク程度なら、そのままABSフィラメントで対応できるかもしれませんが

少し大きなもので、リップが大きくなるともう駄目です

ボトムにガツガツとノックさせたり、フルキャストでの着水時の負荷など・・・まぁ1mm厚のアクリル素材などだとあっさり割れます( ̄ー ̄;

2mm厚位にすると割れなくなるのですが、そうすると水噛みがかなり悪くなる・・・

まぁ、私はアルミリップ主体なので今のところは困っていなかったのですが、それでも羽根の軽量化は魅力的(〃ω〃)

何とか3Dプリンターで作れればさらに楽になるのに・・・φ(..;)

と思っていたところに朗報(☆ω☆)

UMElab.管理人が既に次のステージへ移行していました∑(ΦдΦlll

そう、それがポリカーボネートフィラメント!!

耐衝撃に優れ柔軟性の高い素材が3Dプリンタのフィラメントにあると言う事でした

基本的に3Dプリンターで使用する素材であるPLAやABSフィラメントは耐衝撃が弱く、粘りや柔軟性が乏しい素材で

印刷してしばらくはいけそうに思えても、数週間後には劣化し始めて衝撃で簡単に割れたりします

そもそも割れる一番の原因は柔軟性が無いせいなのです

しかし、UMElab.管理人に聞く話だと・・・結構お高い・・・( ̄▽ ̄;A

リップ作りだけにはちょっとなぁ・・・とその時は諦めていたのですが

先日、ポリカーボネート素材欲しいなぁっと検索していたところ

かなりお安い物を発見(*゚∀゚*)!早速注文!

今回注文したのが

SHINA 透明 ポリカーボネートフィラメント

これ位の価格であればお小遣いバザーである私にも何とかなりますW

ポリカーボネート板を自分で切り出す苦労を考えればもう最高ですW

早速プリントアウトしてみて・・・楽やなぁ・・・WWW

そして頭を抱えていた問題も一気に解決(*≧∇≦)ノ

試しに、ここに2枚の同じデザインの羽根を用意みました

左はポリカーボネートフィラメント、右はPLAフィラメントです

右の赤いPLAフィラメントは軽く曲げるだけであっさりと割れるのに対して、左のポリカーボネートフィラメントはどれだけ曲げても割れることはありません

ポリカーボネートフィラメントの柔軟性がいかに凄いかがわかります

そしてポリカーボネート素材は耐衝撃性能が恐ろしく強いので、薄いリップにしてもまぁ割れることがありません

羽根物等の軽量化でジョイントや羽根素材を作ることも可能です

何よりも立体的なリップやその他のパーツが作れるようになる魅力を考えるとお勧めのフィラメント素材だと思います

使用条件もABSの使える機種であればほぼ使用可能なので、これからの3Dプリンタ製ルアーを製作するうえでは必要な素材になると思います

レーザープリンターでのカットは業者依頼でも、断られることが多く、専門的な業者に依頼しないといけない状況でしたが

そう言った苦労も自分でプリントすれば問題なしです∑d(・ω・*)

そしてポリカーボネートの比重は1.2、これはABSとほぼ同じ比重

割れやすい構造のルアーであってもポリカーボネートであれば作る事も可能なのでは?と思う今日この頃ですφ(..;)

薄く変則なものをプリントしても割れずに、しかも超軽量に作れます(*゚∀゚*)!

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