エギングにおいて一番の天敵である風
そんな風でも向かい風や追い風ならまだ何とかできるけど
『横風』では本当に手も足も出ない状況が多く
本来なら釣りがしやすいエリアに移動するのがセオリーではありますが
どうしてもそこでやりたい!またはそこしかあいていない・・・という場合もあるかと思います
そんな時に色々と問題になる部分が出てきます
まず、初めてのポイントだと深さを知りたいのに、横風でPEラインが水面で湾曲なラインになり
しかも風でどんどん流されるし、着底して糸ふけで見ることもできない
そんな時重要になるのがキャスト時のラインメンディングもそうですが
ライナー気味にキャストしながらも、フェザーリングをしっかりとして少しでもラインが湾曲にならないようにロッドを操作するのはもちろんですが
最初に大き目で重めの餌木3.5号を投げてみて取り合えず、横風で着底までのカウントを取るところから始めるのもおすすめです
例えば3.5号を投げて着底まで30秒かかった際は、エギ王K3.5号は3秒/mかかりますので、本来なら約10mとわかるのですが
横風でラインが流されて引っ張られていく分があるので深さはあまり参考になりませんが
30秒かかったというカウントはわかります
餌木にはそれぞれフォールスピードが記載されていますので、餌木をチェンジする際にある程度の参考にはなります
例えばエギ王2.5号に換算すると5秒/mかかりますので、この場合は50秒程沈める換算です
ただ2.5号等はどうしても軽さのせいで3.5号よりもラインに引っ張られやすいので、50秒以上はかかると思います
テンポを考えると3号辺りを投げるほうがテンポよく釣りができて、ダメな時は移動できるのでその方がおすすめですがw
横風で餌木が着底しない場合はほぼ釣れない状況かと思いますので、移動する方がおすすめです
次にアクションですが、基本的にはショートジャーク一択と言ってもいいです
リールを巻いている状態でアクションを連続して行うので、糸ふけも出にくい為、横風には一番強いアクションと言えます
ダート主体の釣りにはなりますがアピール度は高いので、きちんとダートさせて、しっかりと餌木を見せる状態を取ってやることが重要です
特に人が多い秋烏賊シーズンは場所取りが大変で、横風のエリアだけガラガラと言う事が結構ありますので
そう言ったあまり投げ込まれていない場所はポイントが荒れていないので、連発で釣れたりすることもあります
軽くやってみて反応なければ移動が正解ではありますが、横風でもある程度対応できる技術を身に着けておくことも重要な要素かとおもいます
秋終盤の晩秋シーズンでは、餌木のサイズも3.5号を投げ始めると思いますが、そんな時は
このDEEPタイプは沈下速度が2秒/mとかなり早く多少の横風でもしっかりとボトムが取りやすく
横風でラインが引っ張られると丁度いい感じのフォールスピードになるので
一つカバンに忍ばせておくのもおすすめです(=゚ω゚)ノ
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