まだまだ初心者エギンガーであるポンコツ管理人ではありますが
昨年度から徐々に烏賊独特のアタリを理解できるようになり
おかっぱりエギンガーとしてはまずまずの釣果を出せるようになってきました
使用する餌木の見極めや、ポイントの選択などでも釣果に影響は出ますが
ただ、それ以上に重要な部分としては、烏賊独特の特殊なアタリをどこまで見極められる事ができるかと言う部分もかなり釣果に直結します
同じ堤防でほぼ立ち位置が変わらない、使っている餌木も大差ないのに特定の人だけが釣れる場合がエギングでは特に起こりやすいです
これはアクションに由来する部分も多いですが
それ以外にもどれだけ烏賊からの反応を見逃さずに取れているかという部分でかなり差が出ます
口を使う魚と違い、烏賊には触腕と言う手があります
口一択の魚とは違い、手があるので本当に多彩で、今まで魚では味わったことのないような特殊なアタリを生み出します
烏賊のアタリには大きく分けるとすると6つに分類されると思います
簡単なものから順に解説していきます
◆ しゃくってる時に勝手に釣れる
一番楽でアタリもくそもなく、リアクションバイトで烏賊がかかるアタリです
激しめにしゃくる人の場合は、ドラグを緩めにしておかないと、カンナにゲソだけがちぎれてついてきますのでご注意を
これは初心者でも上級者でも勝手に釣れてしまいますw
◆ 単純に触腕で餌木を捕まえて引っ張るアタリ
初心者でも割と簡単に見極められるアタリですが、これも昼はラインをしっかり見ていたり
ラインにテンションをかけておかないと見逃します
初心者がであたりがわかる場合が多いのが主にこのタイプです
◆ 触腕で餌木にパンチする烏賊パンチ
これは触腕で餌木を捕まえはしないけど
ボクシングで言うところのジャブのような弾くだけ
もしくは触るだけで抱きには来ないアタリです
コツン!やピンッ!っと言った感じで手元に来ますので
初心者でもちゃんとテンションをかけるかラインを持っていれば見極められます
ただ、初心者はどうしてもしゃくった後のラインメンディングにもたつくことが多いので見逃しがちになります
好奇心の多い烏賊の場合は、しゃくり後のラインメンディングが遅くても
勝手に抱いてくれている場合が多いので
しゃくったら釣れてたと言う状況になっていることも多いアタリですが
そのラインメンディングをもたついている間に一度抱かれたのに離されているという場合も多くなります
基本的に烏賊パンチを見極められるようになると、誘いしゃくりを入れて釣れるようになるので
これが出来るようになるともう中級レベルかと思います
◆ フォール中にラインが弛むアタリ
初心者が見逃しがちで次のしゃくり1回目でいきなり釣れてる場合はこのタイプもあります
フォール中にまだ餌木が着底していないのに、ラインが弛みます
これは烏賊は魚と違い水中に制止した状態で、餌木に変化を加えずにそのまま抱き着いている状態です
ラインの変化としては手元になにも来ずに、ただラインが緩むだけです
フォールしている餌木が着底するまでの工程がわかっていないと変化に気が付けない場合が多いです
昼の場合はラインを見ていればある程度わかりますが
夜はラインテンションの管理をしっかりとしておかないと見逃します
中級者は見逃さない美味しいアタリです
◆ ラインに揺らぎが出る
これがわかるようになると釣果が一気に変わる重要なアタリです
中級から上級へとステップアップしたい場合は、確実に覚えておくほうがいいアタリになります
これは烏賊パンチまではいかない、近くまで烏賊が来ているが警戒心で抱く直前にやめた等
餌木に対してなんらかしらのアクションを取ったが、警戒心で一歩手前で止まった際に
餌木がその行動で少し揺らいで、それがラインに変化を生み出します
この揺らぎを確認したら、かなり近くに烏賊がいるので
誘いしゃくり1回を入れてそのレンジで烏賊にリアクションバイトを誘います
かなり重要なアタリで、これを逃すと釣果も下がります
上級者の方はこのラインの揺らぎ、一種の違和感程度を見逃さずに
全神経をラインや竿先に集中しています
揺らぎの感覚も色々なタイプがあるので、経験を積まないといけない部分です
これがある程度わかるようになるとエギングがさらに楽しくなります
◆ ボトム放置で抱かれる
これははっきり言うと、餌木に一切変化なく抱かれるとプロでもアタリは取れませんw
テンションをかけているときであれば、何とかわかるときもありますが
着底後すぐに抱かれてしまうと、着底した際にラインが緩んでしまう特性上見極められませんw
初心者でもプロでも『あっ、釣れてた』っとなりますw
エギング初心者の頃はどうしてもしゃくった後のラインメンディングがもたついてしまいチャンスを逃すことも多く
アタリが取れないのでさっきまで抱かれていたのに、次のしゃくりにはもう離されていて
餌木にだけ噛み跡がついている何てことも起こってしまいます
しゃくり後のラインメンディングを少しでも素早く
尚且つ餌木に少しでも変な動きが出ないようにする動作をしっかりとやること
そして揺らぎのような違和感を確実に見逃さない事
大き目なアクションで派手な印象を受けるエギングは、想像以上に繊細な釣りであり
多くのエギンガーが虜にされるその独特なアタリ、揺らぎを見極め
『釣れてた』ではなく『釣った!』っと言えるようになると楽しさも倍増です
この部分をしっかりと出来るようになると
この堤防で俺だけ釣ってるよ!!っと心の中でほくそ笑む、あなたのいやらしい性格を育てることができます(=゚ω゚)ノ サイテー
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