2024年8月21日 高知アカメ釣り
未計測
本日の釣行は･･･
朝早くから起きてワンコの病院からの仕事で、クタクタの誕生日前日20日
夜9時を過ぎてもまだ明日が私の誕生日だと気が付かない嫁様へ
ポンコツ『今から釣り行ってくるわ！』と突然言い出す
嫁様『は？こんな時間から？釣りとかなに言ってんの？』
ポンコツ『俺、明日、誕生日･･･また忘れてた？』
嫁様『･･････よし！行ってこい！楽しんでこい！』
と言うやり取りで出撃決定('ω')ノ
しかし、もう夜10時過ぎにどこへ行くのか･･･
それは、子供の頃からの憧れの魚を目指す旅へ
多分、年に1回チャレンジできるかどうかの釣り
四国！高知！アカメチャレンジ！
高知まで高速ぶっ飛ばして3時間45分、もちろんフル高速で料金もなかなかお高いｗ
燃費も気にせずぶっ飛ばし、ガソリンも1回でほぼ満タンが無くなるｗ
行きはアドレナリン放出状態で余裕のノンストップ
現地着いても当然寝れるわけもなく、準備を済ませ速攻ポイントへ
ただ、今回の遠征、朝マズメも夕マズメも干潮からの上げ潮･･･
一番やりたかった満潮からの下げ潮は一切できない感じ･･･
まぁ、今日しかなかったし、仕方ないとあきらめ、ポイントへ到着すると
流石、干潮･･･一切水がないwww
水がないので釣り人もないwww
今から徐々に潮が満ちてくる感じだけど、今まで日本海の釣りしかしていなかったので
その潮位の変化に驚かされる･･･
干潮から満潮まで2m近くも水位が変わる、さっきまで陸だったところが、気が付いたら水深2m近い場所になるとか･･･
もうどこ攻めていいのかもわかんないw
ススキ科のアカメはやはりストラクチャーを好むようで、一応ストラクチャ際を攻めていく作戦
キャストをして暫くすると潮位がどんどん上がっていき、かなりの水深になり始めたころから、ベイトが一気に慌ただしく動き始め
そこらかしこでボイルが発生、大半は小型のものと、多分ボラのジャンプ
生命感あるなぁっと思っていたら、尋常じゃない破砕音？と言うか爆音のボイル
絶対アカメだ!!
震える心を落ち着かせながら、届かないのを我慢してストラクチャー周りを丁寧にキャストし続ける
ランガンしながら、赤ライトで水面を見ながら進んでいると
オダのような物のあるエリアに、超特大の魚の影･･･
息をのむ･･･体が硬直する･･･
『デカい･･･60cmどころではない･･･80cm以上あるか？･･･鯉じゃないし、シーバスでもない･･･』
こちらの気配に気づいてか悠々と沖へと泳いでいく2匹の姿･･･
こいつか･･･こいつが多分アカメだ････
そうして、一通りキャストし終えて、投げて地形が良さそうなエリアに絞った頃
そろそろ、満潮の潮どまり、空もうっすらと白んできた
もし、チャンスあるとしたら、このタイミングだろうなぁっとできる限りストラクチャー際を通してキャストに集中しているも
寝不足と疲れからなかなか思うようにキャストが決まらない
少しマシな位置にキャストで来て、うめばいぶフロートをボトムまで一気に潜らせ
ボトムノックから後は一切ボトムに当てないように、ボトムを切りながらスローに通していくと
ガツン!と言うバイトと共に、ロッドが一気にブチ曲がる!!!
一呼吸送らないといけないのに、疲労マックスでびっくり合わせでフッキングせずil||li＿|￣|○ il||li
その時の音声をどうぞ(=ﾟωﾟ)ﾉ
その後、疲労ピークでキャストが決まらず、3度目のストラクチャー直撃でうめばいぶを破損(|||O⌓O;)
太軸のフックの太さが際立つwww
うめばいぶフロートは二個しか準備できていないので、今壊すわけにはいかない･･･朝はこれにて終了･･･
ワクワクが抑えられず、睡眠時間3時間寝たかどうかで、明るい時間に幾つかポイントを見て回り
その後、釣具屋でロッドを探し、最低でもこれぐらいは必要だろうなぁっと
HNT STINGER PLUS HSPC-671X-BB EXH ルアーマックスは4ozを購入
さて、お昼も過ぎたけど、昼飯は何にするかと考えたところで、どうせ今回もお魚の写真は載せられないし･･･
ならあれだな
唐揚げはあまりおいしくはなかったけど、お米はかなりうまい具合にたけていたし店員さんがすごく好印象で次回も使おうかと思うｗ
そして、夕方からのポイントをどこにするのか、うろうろと下見しながらやはりこのエリアかなぁっと車を止めて海を見ていたら
現地釣り人のお爺さんの話を聞けることになり、30分以上炎天下の中で、土佐弁で半分くらい何言っているかわかんないけど
貴重な情報をお伺いすることができた
それによると、私が夜メインでやろうとしているところは、魚の通り道としてはあまりよくなく、逆の反対側のほうがブレイクが近くて反転流も出るからそっちのほうがいいと言われ
先週も友達が餌釣りでアカメが二本釣ってたと言われて、そちらをメインにすることに
下見しに行くと確かにさっきよりもベイトの数が段違い
そして、もう潮が上げ始めている･･･そしてまた昨夜聞いたような破砕音のボイル!!!
もうすでにアカメがいる???!!!
本当は夕方暗くなってからする予定が、我慢できずに直射日光に当たりながら、ネコソギをキャスト開始
滴る汗も気にせずビッグベイトを投げ続ける、そしてたまにうめばいぶフロート
さっきまで見えていた岩場も
もう既に１ｍ以上の水深の底に･･･ベイトが多く何度かベイトがルアーにあたる感覚は来るものの一切あたりがない･･･
とにかく暑い、水分が心もとなくなり車に一時避難
滞在残り1時間を切った･･･このままこのエリアをやり通すか、それとも昨日デカいバイト出たところを最後30分だけでも通すか･･･
悩んだ挙句、最後30分は昨日バイト出た場所でと移動を決意
ポイント到着！しかし、もうすぐ潮どまり、実質20分あるかどうかだなぁ･･･
でも通すコースは決まっている！
また、ボトムまで落とし込んでボトムを切って当てないようにフラフラをうめばいぶを通していく
丁度、雷雲が出始め、山間では雷鳴が轟いている･･･
徐々に近づきつつある雷雲に、安全マージンを考えると、そろそろ終了かなっというところで
待望のアタリ!!!
でも軽い!!!
XHロッドでPE3号のドラグはフルロック状態
そのままごり巻き
取り合えず陸にあげるも、太軸フックが貫通できていなかったようで、あっさり針が外れ、転がりながらそのまま水の中へ･･･ジャポン･･･オートリリース
軽いと言っても60cmあるなしのマゴチが釣れましたが、あまりのヘビータックルに子バス釣った程度の感覚(￣∇￣|||)
場所も荒れ、雷鳴も近づいてきているだろうから、これにて納竿となりました
そして、フルで走り切ったポンコツのライフはもう０に近く、今まで出ていたであろうアドレナリン放出が無くなり、運転がかなり厳しい
帰り道は地獄･･･とにかく安全にを心掛け阿波SAまで走り、電池の切れた人形のように2時間程仮眠したのち、帰宅の途に就きました
出発10:50から 帰宅 0:50まで
26時間途中3時間と2時間寝て何とか完走
下見が多くまともに釣りができた時間は合計8時間程でしょうか･･･
今後、家庭の事情や仕事の都合で行けるかどうかわかりませんが、できれば年に１回またこう言った遠征に行ければいいなぁっと考えています
5年かかるか･･･10年かかるか･･･出会えないかもしれない･･･それでもいいんです
今から25年ほど前に憧れていたフロリダでのバス釣りへ行き、その時もかなりの感動を覚えましたが
今回もまた子供の頃からの憧憬を現実にしたアカメチャレンジ
目の前にアカメがいるというただそれだけで、ワクワクが抑えきれず最高の釣りが体験できたと思っています
釣りキチ三平世代にはわかって貰えると思います
ポンコツ『来たぜ！三平！！』っと心の中で叫んでいましたw
帰宅後の風呂場でも、今日の体験が嬉しすぎて『若き旅人』を熱唱していましたw
『人はぁ～誰で～も～未知の世界に憧れぇ～、旅に出るのさ～、たったひ～と～り～で～』
本当に現地でキャストをした、ただそれだけで本当に最高の誕生日釣行でした
来週からまた晩秋まで延々烏賊釣りで自宅の冷凍庫にストックをためる日々になります(=ﾟωﾟ)ﾉ
仕掛け◆ベイト
ライン◆Seaguar X8 200m 3号 &リーダー DUEL HARDCORE POWERLEADER CN 40LB
ヒットルアー◆うめばいぶフロート(非売品)
スプリットリング◆BOMBADA SPRIT RING Forte No.3
ロッド◆HNT STINGER PLUS HSPC-671X-BB EXH
次回釣行は･･･当面イカ釣りです(=ﾟωﾟ)ﾉ
